当院の治療について

『痛みを感じない=治る』ではない

治ったと感じるのは、もみほぐしやストレッチ、患部への直接の鍼刺激などによって神経が鈍麻した結果です。

痛みの感じる度合を『疼痛閾値』と言います。一般的な施術ではこの、疼痛閾値を上げることが目的と化し、本来の治療の意義が失われているのが現状です。
簡単に言えば、痛みを感じにくくしているだけで、治っているわけではありません。

それは尖った砂利の敷かれた敷地を、はだしで歩けば痛いところを、底の硬い靴で歩けば、何も感じませんが、何も感じないからといって、尖った砂利が敷かれているという、事実は変わらないのと同じです。 

肩こりや首筋の張りは、それ自体が問題ではなく、凝ったり、張ることによって、可動域に制限をかけて、それ以上動かさないようにするための、治癒力による働きだという認識を持ってください。


何回で治りますか?

治療の回数ですが、これは症状の度合い、患者のもつ治癒力(生体が持つ治す力)により異なりますので、一概に評価することはできません。

同じ症状であっても、原因や身体の状態が異なるからです。
人によっては1~2回の治療で改善されることもあれば、別の人は10回以上かけて徐々に改善していきます。


治る早さに影響する要素

・痛みが出てからの期間

発生したばかりの痛みであれば、比較的早く改善が見込まれます。慢性化した痛みは、原因も奥深くに隠れてしまっているので、治療するのにも、それ相当の時間を要します。

・生活習慣、普段のクセ、睡眠不足

頬杖、脚・腕組み、膝組みなどのクセを止めない、十分な睡眠をとらない、食習慣を改めないなど、生活習慣により、症状が治りづらくなっている可能性があります。習慣を変えるだけでも、症状が改善されることがあります。お試しください。

回数ではなく、方向性で捉える

1回でも治療を受ければ、体は全体的に変化します。重要なのは変化に気づき、常に自身の身体の状態に耳を傾けることです。他人任せでは、良い治療効果は得られません。


検査に集中するため、治療中は問診や、確認などで必要な場合以外の会話は治療の支障になりますので、ご理解ください。